Module House

山からつくるまちのプラットフォーム

  • プロジェクト:Module House
  • 募集人材:設計士 / デザイナー
  • 地域:宮城県南三陸町
  • ジャンル:デザイン / 建築

モジュール式建築による自由空間の創造

南三陸町のFSC認証の杉材を活用し、暮らしもナリワイも自由にしていくためのモジュールハウスを開発します。デザイン性を重視しながら自由に移動できるモビリティタイプや、機能拡張やコミュニティの広がりを重視した据え置きタイプなど、各種ラインアップを備えます。地元材の利点を活かし、低コスト&低価格を実現し、地域内外の幅広い利用者にアプローチ。地域の杉材に新しい価値を作り出すことで、森林経営、まちづくりに貢献することを目指します。設計やデザインにとどまらず、コミュニティの動線までをも意識した広い視点でのデザインセンスを発揮できるプロジェクトです。

モジュールハウスの機動力を活かし、森の中でオフグリッドに暮らしたり、田んぼの真ん中で稲穂を見ながらのんびりしたり、海を眺めながらコーヒーを飲んだり、雑貨屋やレストランを初期投資を抑えて開業したり、季節ごとに移動しながら暮らしやナリワイを楽しむことが可能となります。

このプロジェクトでは、暮らし・ナリワイを構築するにあたって最小限の機能を備えたものを“モジュール”と定義しています。単体でも、組み合わせでも自由な空間デザインを提供することが可能です。

様々なスタイルを自由に発想する

今回開発に取り組んでいただくモジュールハウスはさまざまな組み合わせが可能であり、その展開イメージは無限です。さらにキット化することで、DIYで自分の家や店をつくることが可能となり、これまでにない人と建築の関係性を生み出すことも可能です。
南三陸は、震災の影響により中心市街地がかさ上げされ、さまざま開発や、まちの活性化プランを受け入れてきた素地があるため、斬新な発想やコンセプトが実践しやすい場所です。
モジュール建築という今までにない切り口で、新しいまちのつくり方を考えてみませんか?
設計・デザインの技量を発揮いただける方、自由な空間づくりに興味がある方、建築を通じた新しいまちづくりにチャレンジしたい方のご応募をお待ちしています。
経営者・設計士・デザイナー、ご自身の適性に合わせてどのようなポジションでも応募可能です。

<目指す世界>
・地元FSC材の新しい用途が拓け、持続可能な森林経営につながる
・店舗ユニットを使った土地活用、市街地活性のモデル化
・これまで実現されなかった新しい住居スタイル、ビジネススタイルが現れる

ロードマップ

経営者 / 設計士 / デザイナー

1年目は土地や建物、資金計画などを関係者と協議し事業計画の精度を上げていきます。
2年目は地域へのインパクト、利益性などを検証しながら、製作場所や事務所の確保、モジュールハウスのプロトタイプ製作を行います。
地元製材所や地元大工への紹介、町内の廃校や復興過程で使用した建物、未利用の土地などを工房、製作場所として確保するための交渉などを事務局がサポートします。
事務局が町内に立ち上げる予定のコワーキング・ラボオフィスにて、初期段階の試作を行います。
3年目はラインナップを確定し製品化。資金調達や顧客開発を進め、販売契約を獲得することを目指します。

【隈研吾都市建築設計事務所へのインターンについて】
ご自身またはこのプロジェクトでデザインや設計を実際に担当する(パートナーとなる)デザイナーや設計士を、最長1年間インターンとして派遣し、 建築の経験とデザインセンスを磨くことが可能です。
※インターンを受ける方はデザインについての知識もしくは実務経験のある方に限ります(要ポートフォリオ提出)
※設計図面の作成(CAD使用)ができればなお好ましいですが必須ではありません。
※インターンは必須ではありません。その場合、隈健吾都市建築設計事務所より製品のデザイン監修を受けることが可能です。

1年目

インターン

2年目

リサーチ/プロトタイプ製作

3年目

起業

プロジェクトパートナー

必要な知識や情報を教えます

隈研吾都市建築設計事務所(東京大学教授・建築家 隈 研吾 氏)

一緒に事業を立ち上げます

佐藤 太一(合同会社MMR 代表社員)

南三陸の地域資源を活かした地域課題の解決を目指して地元の森林経営、運輸会社、重機会社の若手経営者達で立ち上がった組織。現在は南三陸町内のペレット販売事業を担い、病院や官公庁とのビジネスや、地元木材を使ったコワーキングスペース事業をスタートさせている。日々、地域資源を活用した新しいビジネスの形を模索している。

募集について(随時募集/随時面接)

以下のリンクより仮エントリーいただいた方に本エントリーのご案内をお送りします。
本エントリーには履歴書、職務経歴書、事業計画書などの提出が必要となります。書類をご準備いただき、本エントリーいただくことで応募が完了いたします。

隈研吾さんへのインタビュー

1.南三陸とのこれまでの関わりを教えてください
震災発生後すぐに町に伺いました。まだ瓦礫が自然発火して煙が上がっているような時期で、独特の空気の臭いと風景が強く印象に残っています。
その2年後、縁あって志津川地区のグランドデザインを行うことになり、2014年に皆様に発表しました。
このグランドデザインの最初の一歩として、南三陸さんさん商店街、中橋をデザインし、もう一つの町の中心地であるハマーレ歌津についても合わせてデザインしました。
今後も、グランドデザインの実現に向けて、積極的に色々な提案を行っていく予定です。

2.これまで関わられた中で南三陸の地にどのような可能性を感じていますか?
南三陸町は綺麗な海と人の手が入った山が近接してあるという、特別な立地です。
美人杉と呼ばれる南三陸杉に海の幸、嵩上げがされてもなおその存在を近くに感じることの出来る海の存在をうまく組み合わせていくことで、考えられないような相乗効果が得られるのではないかと考えています。
また、それを行う魅力的な方々も沢山いらっしゃる町なので、一旦ゼロベースにまでなってしまった沿岸部を新しい形で再生していくことで、三陸沿岸の観光の中心となっていくことも可能なのではないかと感じています。

3.すでに”JYUBAKO”プロジェクトでモバイルハウス作りに取り組んでおられますが、こうしたスモールユニットの建築/プロダクトに関してどのような思いや狙いがありますか?
スモールユニットの建築は、ヒューマンサイズを前提とした先進的な提案を行うことが出来ます。
これが大きなサイズの建築や都市のデザインのベースになっていくこともありますし、様々な示唆に満ちていると考えています。
今まで様々なところで話をしていますが、大きなものと小さなものを反復することで、それぞれのサイズのみをやっている中では見えなかった問題点や可能性を発見することができます。

4.南三陸でのモジュールハウスの具体的な活用イメージを教えてください
モジュールハウスの良さは、設置、移動の容易さにあります。
嵩上げされたとはいえ、L2レベルの津波には対応しないことが決まっている沿岸部においては、箱物を作らず、こういったユニットの組み合わせは町を作っていくのに向いていると思いますし、今までの都市にはなかった新しい街の姿ではないかと思います。
極端な話をすると、数時間だけ、週末だけそこに存在する建物というようなテンポラリーな街を形作り、長期的にそれを連続させていくことで、街に祝祭的なキャラクターを持たせていくことも可能です。
まちづくりの新しい可能性を感じています。

5.本プロジェクトでは、隈研吾建築都市設計事務所として起業家への様々なサポートのお話を伺っています。
南三陸で活動する起業家に期待することを教えてください

我々の活動のエッセンスを今回のプロジェクトで伝えていきたいと考えています。
今後も長期的にまちづくりに関わっていきたいと考えていますが、現地でよりクオリティの高いデザインをする方々が増えてくると、加速的に色々なことが進んでいくことが考えられるので、是非起爆剤となって頂きたいと思います。

募集要項

プロジェクト:Module House

募集人材:経営者 / 設計士 / デザイナー

地域:宮城県南三陸町

応募締切:
随時募集/随時面接
 ※採用者が決まり次第プロジェクトの募集は終了します。

期間:2017年7月1日以降から開始可能
任用の日から平成30年3月31日まで
※年度の途中の場合でも、開始から年度末の3月31日で更新します。
※原則1年毎にプロジェクトの取組状況・成果を勘案し最長3年まで延長することが可能です。

目的:地域へ移住や定住することが目的ではありません。各プロジェクトで設定されたテーマや課題に対し取り組み、事業化や起業へと繋げるべく成果をあげてください。

採用形態:起業家・ラボ創設メンバーとして、1年毎に更新(最大3年間)。個人で起業・独立を目指す「起業型」とプロジェクトパートナーと共に事業の立ち上げを目指す 「共同創業型」があります。

応募資格:本プロジェクトは地域おこし協力隊の制度を活用するため、以下の条件を満たす必要があります。
・3大都市圏内・外に限らず、都市地域および政令指定都市にお住まいの方。(全部条件不利地域*1の方は対象となりません。また、一部条件不利地域にお住まいの方は区域によって違いますのでお問い合わせください)
・採用後は南三陸町内の該当地域に住民票を異動していただける方
*1 特別交付税措置に係る地域要件確認表

提出書類:応募に際しては、以下の書類をご提出いただきます
1.応募用紙(応募フォームよりエントリー後、事務局より指定の様式をお送りします)
※写真を必ず添付してください
※必ず携帯以外のメールアドレス(フリーメール可)を記入のこと
2.職務経歴書(応募フォームよりエントリー後、事務局より指定の様式をお送りします)
3.事業計画書/企画書(様式自由)
※以下の内容を含む
・将来的に自身で立ち上げたいと考えているビジネスやプロジェクトについて
・ その他自身の経験やスキルを活かせる分野、関心の高い分野について
4.ポートフォリオ(本プロジェクト(Module House)に応募する方でインターンをご希望の方は、ご自身の作品や設計図面など、デザインに関する過去の成果がわかるものを別途ご提出ください)

※最終面接まで進まれた応募者には、住民票の抄本(本籍の記載は不要)と普通自動車運転免許証コピーを面接当日にご持参いただきます。
※提出して頂いた応募書類は返却致しません

求める人物 *以下に該当する採用時点で18歳以上の方で、性別は問いません
(1) Next Commons Lab南三陸のビジョンに共感し、新しい社会づくりに前向きに取り組める方
(2) 活動内容について積極的な提案をできる方。企画/ディレクション能力がある方
(3) 住民と協力しながら、地域資源を活用し、新しい事業開発に繋げられる方
(4) PCスキル(ワード、エクセル)、インターネット、SNSを含む様々なメディアに対応した情報発信ができる方
(5) 平成29年4月1日現在、満20歳以上で、心身ともに健康で精力的に活動できる方
(6) 3大都市圏をはじめとする都市地域など指定都市から、南三陸町に住民票を移し居住できる方(※着任から1カ月以内)
(7) 最長3年間の活動期間後南三陸町にて就業・就農・起業し、その後も継続する意志のある方
(8) 地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格事項に該当しない方
(9) 普通自動車運転免許を有している方

活動支援金:活動支援金:起業・独立するための支援金として、毎月16万6,000円のベーシックインカムを最大3年間支給します。(年度毎に見直しあり)※尚、プロジェクトを通して起業もしくは共同創業し、支援期間中であっても収入を得ることができます。

住居:シェアハウス等物件の紹介をさせていただきます。家族での入居などは別途ご相談ください。

採用日程について:
【一次募集】
応募締切:2017年5月31日(水)
書類審査結果通知:2017年 6月 1日以降
一次面接:2017年 6月 10日(土)、 11日(日)のいずれか(東京)
最終面接:2017年 6月 15日(木)、 17日(土)のいずれか(南三陸)

【二次募集】
応募締切:2017年6月25日(日)
書類審査結果通知:2017年 6月 26日以降
一次面接:2017年 7月 1日(土)、 2日(日)のいずれか(東京)
最終面接:2017年 7月 15日(土) (南三陸)

【追加募集】
一次面接:随時
*ご応募があり次第随時書類審査、面接に入らせていただきます。
*一次面接の結果は面接後3日以内に、メールにてお知らせいたします。
*最終面接は宮城県南三陸町にて開催いたします。
*面接会場までの交通費や滞在にかかる費用はご自身でご負担いただきます。
*採用者が決まり次第プロジェクトの募集は終了いたします。

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