2021/03/09
[News Release]大阪・関西万博に向けたプロジェクトキックオフイベント「サステナブル・イノヴェイションで不確実性の未来を拓く」開催
〜自治体×企業×市民のSDGs・地方創生の取組。トークセッションには『ビジネスの未来』山口周氏らが登壇〜
3月23日(火)に立命館大学大阪いばらきキャンパスからライブ配信。独立研究者・山口 周 氏、Public Meets Innovation・石山 アンジュ 氏、文化人類学者・小川 さやか 氏、2025年日本国際博覧会協会 副事務総長・森 清、新公益連盟・白井 智子、Next Commons Lab・林 篤志が登壇し、これからのイノヴェイションのあり方を議論します。
一般社団法人Next Commons Lab(NCL)は、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、学校法人立命館と協働し、大阪・関西万博 「TEAM EXPO 2025」プログラム Sustainable Innovation Lab キックオフイベント『サステナブル・イノヴェイションで不確実性の未来を拓く』をオンラインにて開催します。今回をキックオフとして、NCLは、大阪・関西万博と連携し、地方創生とSDGsに包括的に取り組むイノヴェイションプラットフォーム「Sustainabla Innovation Lab(SIL)」を本格始動します。
2025年に開催される大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会」をテーマに、持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献やSociety5.0の実現を目指しています。そのテーマ実践として、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す取り組み「TEAM EXPO 2025」プログラムを2020年10月より開始し、参画を呼び掛けています。NCLおよび立命館大学は、「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創パートナーです。
今回のキックオフイベントでは、大阪・関西万博に向けた取り組みをご紹介しつつ、サステナブルな未来づくりの思考を深めるトークセッションを行います。
無限成長ではなく、私たちが生き抜くために、生命全体のサステナビリティを獲得するイノヴェイションを生み出すには、どんなアクションが必要なのでしょうか。
ゲストに、著書『ビジネスの未来』で社会システムのアップデートの必要性を説く山口周氏、シェアリングエコノミー活動家である石山アンジュ氏、アフリカの路上でのフィールドワークを通じて、オルタナティブな経済圏を研究する文化人類学者の小川さやか氏をお迎えし、不確実性の未来を拓く、これからのイノヴェイションのあり方を議論していきます。
Peatixイベントページよりお申込ください。
https://sustainable-innovation.peatix.com/
独立研究者 / 著作家 / パブリックスピーカー
山口 周(やまぐち しゅう)氏
1970年東京都生まれ。ライプニッツ代表。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン コンサルティング グループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『劣化するオッサン社会の処方箋』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『グーグルに勝つ広告モデル』(岡本一郎名義)(以上、光文社新書)、『外資系コンサルのスライド作成術』(東洋経済新報社)、『知的戦闘力を高める 独学の技法』『ニュータイプの時代』(ともにダイヤモンド社)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)、『ビジネスの未来』(プレジデント社)など。
※当日はリモートにて参加予定
一般社団法人Public Meets Innovation代表 / 一般社団法人シェアリングエコノミー協会事務局長
石山 アンジュ(いしやま あんじゅ)氏
1989年生まれ。「シェア(共有)」の概念に親しみながら育つ。シェアリングエコノミーを通じた新しいライフスタイルを提案する活動を行うほか、政府と民間のパイプ役として規制緩和や政策推進にも従事。2018年10月ミレニアル世代のシンクタンク一般社団法人Public Meets Innovationを設立。世界経済フォーラム Global Future Council Japan メンバー。著書に「シェアライフ-新しい社会の新しい生き方(クロスメディア・パブリッシング)」がある。
※当日はリモートにて参加予定
文化人類学者/立命館大学大学院先端総合学術研究科教授
小川 さやか(おがわ さやか)氏
専門は文化人類学、アフリカ研究。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程指導認定退学。博士(地域研究)。日本学術振興会特別研究員、国立民族学博物館研究戦略センター機関研究員、同センター助教、立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授を経て、同研究科教授。『都市を生きぬくための狡知―タンザニアの零細商人マチンガの民族誌』(世界思想社)で、2011年サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞。 『チョンキンマンションのボスは知っているーアングラ経済の人類学』(春秋社)で、2020年河合隼雄学芸賞ならびに大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 理事・副事務総長
森 清 (もり きよし)
東京大学卒業後、通商産業省入省。ハーバード大学やブルッキングス研究所などでの経験を活かし、アジア・中東・アフリカとの経済協力やエネルギー協力、サイバー政策の国際的な調整業務などに従事。2017年近畿経済産業局長に就任。2019年7月から(公社)2025年日本国際博覧会協会に出向し、理事・副事務総長を務める。
特定非営利活動法人新公益連盟代表理事 / Sustainable Innovation Lab 共同代表
白井 智子(しらい ともこ)
4~8歳を豪・シドニーで過ごす。東京大学法学部卒業後、松下政経塾に入塾。1999年沖縄のフリースクール設立に参加、校長をつとめる。2003年大阪府池田市教育委員会から委託を受け、全国初の公設民営のフリースクール「スマイルファクトリー」を設立。東日本大震災後には福島県南相馬市に「みなみそうまラーニングセンター」「原町にこにこ保育園」等を立ち上げ、運営。新公益連盟代表、公益社団法人ハタチ基金代表理事、文部科学省フリースクール等検討会議委員、内閣府休眠預金等活用会議専門委員等をつとめる。
一般社団法人Next Commons Lab ファウンダー
林 篤志(はやし あつし)
ポスト資本主義社会を具現化するための社会OS「Next Commons Lab」をつくる。2016年、一般社団法人Next Commons Labを設立。自治体・企業・起業家など多様なセクターと協業しながら、新たな社会システムの構築を目指す。日本財団 特別ソーシャルイノベーターに選出(2016)。Forbes Japan ローカル・イノベーター・アワード 地方を変えるキーマン55人に選出(2017)
名称: 一般社団法人Next Commons Lab
所在地: 150-0001 東京都渋谷区神宮前4-26-28 原宿V2ビル 2F
代表者: 代表理事 林 篤志
事業内容: 地域資源を活用した事業創出などを目的としたマルチセクターによる活動プラットフォームの構築
URL: https://nextcommonslab.jp/