南木曽町は、時代の変化に揺れながらも、「変わらないこと」の価値を問い続けてきました。中山道・妻籠宿の町並み、山あいに広がる里山、伝統工芸や林業の営みなど。これまで守ってきた風景や暮らしは、今も多くの人を惹きつけています。
世界中からこの小さな町にたくさんの人が集いますが、受け継いできた資源を「見せる」「消費する」だけでは残していくことはできません。どのようにして100年後の未来に、風景を「創り」「遺す」ことができるのか。人が集まることで、この町の生活文化がより豊かになるような、新しい仕事、新しい関係性、新しい生き方を実践しよう。